2002年8月31日 無線機とアンテナ

ハムフェア2002で開催された臨時試験でアマチュア無線4級の試験を受けてまいりました。ツーリングに備えて無線機とアンテナの取り付けです。
まずアンテナの取り付けです。ここに付けてくださいと言わんばかりのお尻をしてます。
お尻の上の平らな所に付けようと思います。
アンテナを取り付ける穴を開けました。木工用ドリルで開けたので、穴がぎざぎざになってしまいました。
コネクタを通して止めます。
裏側です。そのままだとプラスチックがヒビ割れそうなので、アルミ板で補強しました。
真後ろからです。すっきりしています。
満足です。
フェアリングの内側に同軸ケーブルと電源ケーブルを通します。フェアリングを外すのも慣れてしまいました。毎週のようにこんな事をしていると、ご近所の方から奇異の目で見られるような気がします。気のせいでしょうか。
前方へ前方へと電線を通します。青矢印がアンテナ線、赤矢印が無線機の電源線、緑矢印がキャブレターに取り付けたアイドリング検出スイッチからサイドスタンドスイッチへ行く線、黄色矢印は予備にハンドルまで通しておいた線(予備通線用)です。
そしてハンドルの所まで線を通します。
ハンドルのカバーに中継用の同軸コネクタを取り付けました。無線機の電源線は手頃なコネクタが見つからなかったので穴を開けて通すだけにしました。
電源をアクセサリ電源コネクタからとろうとしましたが、ここにはキーを抜いても常時電気が来ていることがわかりました。ハンドルのところでブラブラしているコネクタに常に電気がきているのは気持ち悪いなあ。DC12Vのパワーリレーがなぜか机の引き出しから見つかったので、アクセサリ電源コネクタの端子からハンダ付けして引き出した電線と無線機の間に、このパワーリレーをかませました。ON/OFF制御線はテールランンプから線を引き出してつなぎました。
このリレーは防水型ではないので、ビニール袋を二重に被せてテーピングです。

それにしても、写真をお見せするのが恥ずかしいくらい下手なハンダ付けですね。元電気工作少年としての実力がバレバレです。

さて、ハンディ無線機をどうやって取り付けるか悩みました。バーハンドルではないのでやっかいです。そこで、樹脂で取り付けアダプタを自作することにしました。

デジタルメータが内蔵されているハンドルカバーの上面をテーピングして保護します。そして厚紙とテープで囲いを作り、中にエポキシ接着剤を流し込みます。

エポキシ接着剤は、鉄粉入りの黒色のものを使いました。

エポキシ接着剤がある程度固まったら厚紙を外します。
サンドペーパで磨いて形を整えました。思ったよりうまく出来ました。
上面にマジックテープを貼り、取り付け穴を開けます。下面には0.5mmのゴムシートを貼りました。
無線機の裏側にアルミ板をネジ止めして、これにマジックテープを貼ります。
ハンドルに取り付けアダプタをネジ止めし、無線機を取り付けます。ケーブルも接続しました。
取り付けはうまくいったようです。500Kmほど走ってみましたが、アンテナも無線機もちゃんと固定されているようです。

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