2002年7月20日 メインジェット交換

マロッッシ・マルチバーを取り付けて試走した後に駆動系のカバーを開けて中を点検しました。問題はなさそうです。ここであることを思いつきました。せっかく手間をかけてフェアリングを外したのだからキャブレターのメインジェットを換えてみようか。以前からプラグの先端が白っぽいのが気になっていました。どうみても本に書いてあるようなキツネ色じゃない。明るい灰色です。とりあえずメインジェットをノーマルの105から115にしてみよう。
左側のフェアリングを外すとキャブレターが黄色い丸印の奥にあります。
キャブレターの手前に丸パイプのフレームが走っていて邪魔です。うまく手が入っていきません。手が血だらけになる原因です。アース強化の編組線も見えますね。
別の角度から見てみました。右上の黒い太いパイプはエアクリーナーからのダクトです。キャブレターとこのダクトをつないでいる金具のネジ(黄色の矢印)を緩めます。

赤い矢印のネジを緩めるとフロート室のガソリンが下部のピンクの透明パイプから流れ出てきます。全部出たら忘れずにネジを締めておきます。

キャブレターとエンジンをつなぐダクトのネジを緩めます。これでキャブレターが緩むので、キャブレターの下側を手前にぐいと手で回すことができます。
キャブレターの下側のフロート室のカバーを止めているネジ(黄色の矢印)を緩めます。普通のプラスネジでしたがドライバーをかけにくいので写真のようなネジに交換しました。六角穴付きネジとでも言うのでしょうか。名前を思い出せません。
これもフロート室のカバーを止めている奥側のネジです。これを外すのが大変です。斜のフレームが邪魔して手が入りません。曲がった角度でドライバを入れて回したら、オリジナルのプラスネジの頭をなめてしまって、一時はどうなることかと気が遠くなりました。魔法のネジ外しのチューブを探して家中引っかき回しました。
フロート室のカバーを外すとメインジェットが見えます。こいつを交換しました。写真はここまでです。力尽きました。
[メインジェット 105-->115]
走った感じは -- アクセルを開けたときの押し出され感が強くなりました。トルクが太くなったんでしょうか。ラフなアクセルワークになれてしまっているせいか、低速が少し乗りにくくなったかなと思いました。若干自然さが損なわれた感じです。音もちょっと甘めかなっいう感じです。プラグを外してみると、なんと先端が少し黒くなっています。
[メインジェット 115-->110]
ということで115から110に下げてみました。乗った感じはあまり変わりありませんが、プラグの先端が明るい茶色っぽくなった気がします。

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