2002年7月13日 アース強化

アーシングというのを雑誌で読んで知りました。早速やってみようと思って用品店に行くとアーシングキットなるものがありましたが、、高い。電線の両端に端子がついているのが数本で1万何千円もします。自称元電気少年の私はもちろん買わずに電気材料店へ。8スケア(8平方ミリメートルの断面)の編組線(へんそせん)を3メートルで2250円、圧着端子を10個で500円で購入。実は後で、編組線は3メートルでは足りないことがわかりましたが。
ちょっと見にくいのですが、青いフリーハンドの線に沿って追加した3本の電線があります。左の黄色矢印がエンジンのシリンダーヘッド、中の黄色矢印が元々のフレームへのアースポイント、右の黄色矢印がバッテリーのマイナス端子です。
すみません。ピンぼけですね。まず、シリンダーヘッドのボルトにアースしました。プラグの火花が強力になるんじゃないかと思ったからです。素人考えですが。
これは元々のフレームへのアースポイントです。元のボルトは短くて追加電線の端子をつけられないので、長い貫通型のボルトに交換しました。アース電線は写真の裏側に取り付けられています。
上の写真の裏側で、元々のフレームへのアースポイントです。銅線色した電線は今回買った編組線が足りなかったので、車に積んであったブースターケーブルをばらして芯線を取り出して使いました。つまり編組線は4メートル買わなければならなかったのです。黄色い矢印がボルトの頭です。電線の端子とナットは隠れて見えません。ここのナットをかけるのに苦労しました。指がなかなか入りません。カメラはこの位置、つまりフレームの中に入りますが人間の頭は入りません。つまりボルトに端子を入れてナットをかける場所は見えないのです。
ああ、アース強化なんかするんじゃなかった--ナットを外してからでは後の祭りです。頑張るしかありません。
これはボディー右側のクランクケースにアースしたところです。セルモータの近くにと思ったのですが、セルモータがどこにあるのかわからないので手近なボルトに取り付けました。
バッテリーのマイナス端子に追加した電線を集めました。編組線は絶縁被覆がかぶっていないのでバッテリーのプラス端子にさわるとショートしてしまいます。ありあわせの熱収縮チューブを二重に被せておきました。バッテリーのマイナス端子のボルトの長さが足りないので少し長いものに交換しました。フロントにもアース配線を追加したかったのですが、電線が無くなったのと疲れたのとでやめにしました。
エンジンをかけるとき、セルボタンを押すといきなりエンジンがかかりました。いままでは、キュルキュルキュルキュルパタパタパタって感じでエンジンがかかっていましたので驚きました。走ると加速時に押し出される感じが少し強くなったような気がします。でもこんなに効果が感じられたのはこの時だけだったような気もします。催眠術にかかっていたのでしょうか、それともだんだん慣れてきたからでしょうか。不思議です。

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