2005年4月17日 同軸ケーブルとアンテナ基台を交換

私の送信する音声はノイズだらけで全然聞こえないようです。困りました。どこから手をつけていいものやら見当がつきません。計測器がテスター1丁では心許ないので、SWR計という計測器を購入しました。 SWRは「Standing Wave Ratio (定在波比)」の略だそうです。定在波というと日光東照宮の鳴き竜を思い出します。無線機から出た信号がアンテナからちゃんと送信出来てるかみたいなことを測れるらしく値が1.0に近いほど良いそうです。私がSWR計を「エス・ダブリュー・アールけい」と発音すると、無線とバイクの大先輩が「それはね、スワー・メータって言うのよねー」と教えてくれました。「SWR値がなかなか下がりません」は「スワーがなかなか下がんなくてさー」と言うそうです。あやうく恥をかくところでした。

それはさておき、SWR(定在波比)と音声のノイズと直接関係があるかどうかはわかりませんが、計測しながらアンテナやケーブルの取り付けをやり直そうと思います。

これがSWR計です。なんだかバイクみたいな型番ですね。
作業前のSWR値を測ると、なな、なんと3.5もありました。家にあった予備の同軸ケーブル付基台にアンテナをつけて測ると1.0に近い値でした。同軸ケーブルと基台を交換することにしました。
ついでに、長いアンテナを使えるように金属の金具を使って基台をトップケースのステーに取り付けることにしました。写真のままだと金具が薄くてアンテナがゆらゆらします。実際は金具を二枚重ねて取り付けました。そして基台のアース部分に数メートルの電線を付けました。カウンターポイズの真似事ですが効果のほどはわかりません。
カウンターポイズの真似事電線を金具に巻き付けて先端をフレームの導通部分ににネジ止めしました。
下から見たところです。効果のほどはわかりません。
無線機への同軸ケーブルも交換しました。同軸ケーブルと電源ケーブルにはノイズを遮断するという通販で買った魔法の布テープを巻きました。

無線機の向きも変えました。周波数や音量のダイアルを回しやすくなりました。

ここまでの作業でSWRの値は1.3くらいになりました。

無線機への同軸ケーブルと電源ケーブルに魔法の布テープを巻きましたが、エンジンをかけるとやはりFMラジオにザーザーとノイズがのって声が全く聞こえません。こちらから送信する音声の具合はどうなのでしょう。次のツーリングを待たなくてはなりません。

戻る   トップページへ